-w (作業ディレクトリの指定)スイッチ

一時ベース書庫の作業ディレクトリを指定します。デフォルトでは新しいベース書庫ファイルは、古いベース書庫ファイルと同じディレクトリに作られます。このスイッチを使うことで、一時ベース書庫ファイルが作られる作業ディレクトリを指定することが出来ます。一時ベース書庫ファイルが作成されると元の書庫に上書きされ、一時ファイルは削除されます。

文法

-w[{dir_path}]
{dir_path}

作業ディレクトリのパスを指定します。パスがバックスラッシュで終わる必要はありません。

<dir_path> が指定されない場合、Windows temporary directory を使用します。

使用例

7z a -tzip archive.zip *.cpp -wc:\temp

書庫ファイル archive.zip にすべての *.cpp ファイルを追加する際に、一時書庫をディレクトリ c:\temp に作成します。

このスイッチと共に使用することができるコマンド

a (追加), d (削除), u (更新),